男女での礼服と喪服の違いは?この習慣は日本だけ?

2016.09.10
2018.03.17

カテゴリ「イベント 葬式

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

『礼服』と『喪服』という言葉は

よく耳にしますね。

 

その違いをしっかり理解していますか?

 

喪服は礼服という

大きなカテゴリの中の1つで、

礼服は冠婚葬祭の全ての場面で使えますが、

喪服は葬式の場面でのみ使えます。

 

礼服は

『正礼服』『準礼服』『略礼服』

の3種類に分類され、

喪服は略礼服にあたります。

 

では、

『正礼服』『準礼服』『略礼服』

はどのような場面で使い分け、

どのような服装なのでしょうか?

 

男性、女性別に説明していきます。

男女での礼服の種類一覧

◎正礼服

一番、格式の高い礼服です。

 

結婚式にて新郎新婦の

父親が着ることが多く、

葬式では喪主が着ることが多いです。

 

◇男性例

モーニングコート(昼)

燕尾服(夜)

◇女性例

イブニングドレス

アフタヌーンドレス

和服

 

◎準礼服

格式が中間的である礼服です。

 

一般的な結婚式や祝賀回の

列席者が着ることが多く、

葬式では喪主や親族が着ていることが多いです。

 

◇男性例

ファンシースーツ

ディレクターズスーツ(昼)

タキシード(夜)

◇女性例

ディナードレス

セミアフタヌーンドレス

タウンフォーマルスーツ

カクテルドレス

 

◎略礼服

格式が一番低い礼服です。

 

結婚式や葬式にて、

親族や身内以外で参列する場合に

着ていることが多いです。

 

◇男性例

ダークスーツ

インフォーマルスーツ(昼夜兼用)

◇女性例

ブラックフォーマル

インフォーマルドレス

 

上記の記載通り、

男性の正礼服や準礼服は本来なら

昼と夜で使い分けをします。

 

しかし、

最近はで曖昧になっているのが

現状のようです。

 

また、

年齢を重ねるほど、

正しいマナーを

求められるようになります。

 

場面によってきちんと

使い分けが出来るように、

『正礼服』『準礼服』『略礼服』

はそれぞれ1着ずつ

用意をしておきたいものです。
 

礼服と喪服のの習慣は日本だけ?

さて、

これまでお話ししてきた

『礼服』と『喪服』ですが、

日本だけの習慣なのでしょうか?

 

結婚式においては

燕尾服やタキシードを

着る国もあるようです。

 

しかし、

葬式においては黒系の服を

着る国はあるようですが、

中には柄物のワンピースやジーパン、

運動靴等のラフな格好での

参列する国もあります。

 

つまり、

『喪服』という

決まった服装があるのは

日本独特の習慣のようです。

 

細やかな気遣いが得意である

日本人ならではの文化の1つかもしれません。

 

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

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