「消防団」って何?驚愕の退職金の金額とは!?

2018.12.14

カテゴリ「会社 退職

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

「消防団」と言うと、

勘違いされるのが「消防士」

 

「消防士」は地方公務員で

一般的に高額な給料を

もらえる職業と言えます。

 

では、「消防団」は何なのか。

その方々の退職金は

どのようになっているのでしょうか?

今回はそんな疑問についてまとめました。

「消防団」って何?

よくニュース映像や災害現場などで、

「防」や「消」の字

を背中に付けた半纏を着た人達がいるのを

見たことがあると思います。

 

この方々は消防士とは異なり、

市町村に設置される

「消防団員」と言うことになります。

 

火災発生時などに現場に

駆けつけるだけでは無く、

避難訓練、防災訓練なども行い

地域の「消防ボランティア集団」になります。

この「消防団」全国に2,200団、

総人員数が約86万人に上ります。

 

しかも、

驚くことにこの人数の内、

約2万4千人は女性が占めているんです。

「消防団」の階級とは?

「消防団員」にも階級があり、

この違いによって

「退職金も異なる」

という規定が制定されています。

階級を下から順に書きますと、

「団員」→「部長及び班長」

→「副分団長」→「分団長」

→「副団長」→「団長」

と概ね6階級に分かれています。

 

この階級と勤続年数により、

退職金の支給額が決定されます。

 

金額は各市町村区によって

規定されているのですが、

全国どこの「消防団」でもほぼ同じなんです。

「消防団」の退職金は?

そもそもこの「消防団員」という立場は

「非常勤特別職の地方公務員」

扱いになります。

 

したがって、退団時には退職金が

支給される規定になっています。

 

ただ、

「消防団員」の場合、

この退職金は「退職金」とは言わずに

「退職報奨金」と言うのが正式名称です。

 

「消防団」に5年以上

在職していなければもらえない

規定になっています。

 

したがって、

一般のサラリーマンのような

高額な退職金にはならず、

功労金と言うような内容で

金一封に留められています。

 

では、

具体的な退職報奨金の支給金額は

いくらかについて紹介したいと思います。

 

まず、最も安価な退職金になるのが、

5年以上10年未満の勤続者で、

その階級が団員であった場合には

「20万円」しか貰うことができません。

 

一方、

最大の退職報奨金を貰えるのが、

30年以上の勤続で団長であった場合には

「97万9千円」の支給になります。

 

つまり、30年も働いても、

おおよそ100万円程度の

支給しかもらえないんですね。

 

これらの規定は

「市町村区における条例及び規則」

で決定されているので、

興味のある方は自身の住んでいる

市町村区のホームページから

見ることが出来ますよ。

 

どうでしたか?

「消防団員」はあくまでも地方における

互助組織が具体化した組織で、

自身の地域への貢献を行うことで

退職報奨金等が支給されます。

 

18歳以上の健康な方であれば

男女問わず応募できますので

是非一度見て見られてはいかがでしょうか?
 

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

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