ブラック企業の定義、判断方法とは?対策も解説!

2017.10.21
2018.03.17

カテゴリ「会社

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

 
ここ近年、世間で話題となっている

言葉があります。

 

それは“ブラック企業“です。

 

酷いものでは死者まで出ているのですから

社会現象とも呼べるでしょう。

 

年配の人たちには「そんな事で?」や

「昔は当たり前だったよ。」

と言われる事も、今では

「そんな会社はブラック企業じゃないの?」

などと言われます。

 

言葉では簡単ですが、

ブラック企業に定義はあるのでしょうか?

そしてどのような企業の事を指して

呼ぶのか見て行きましょう。

 

そして家族や親族、友人などが

ブラック企業により苦しめられているならば

助けになってあげましょう。

ブラック企業の定義、判断方法とは?

①社員を使い捨ての駒のように扱っている

②安い給料で長時間労働をさせている

③採用数は多いけれど離職数も多い

これら3項目が

ブラック企業の特徴的な定義

として表す事ができます。

 

では、

これら一つ一つの詳細を見ていきましょう!

 

まず

①社員を使い捨ての駒のように扱っている

です。

 

通常の企業であれば頑張れば頑張るだけ

「結果」が付いてきます。

(昇給や昇進がその例です。)

 

しかしブラック企業では

社員の得となる事が一切行われません。

 

疲れ果て会社を去るまで

社員を馬車馬のように使うのです。

 

次に

②安い給料で長時間労働をさせている

です。

 

新入社員や転職してきた社員は、

会社に就職する際に安い給料でも

勤続年数や成果を残せば

給料は上がると信じて働いています。

 

しかしブラック企業では

安いままの給料が続きます。

 

しかも通常の勤務時間以外にも

残業や休日出勤を行わせ、

その分の給料は払わない事が多いのです。

 

これでは意欲も体力も失っていく一方です。

 

そして

③採用数は多いけれど離職数も多い

です。

 

ブラック企業は採用時に

他社よりも多い人数の社員を採用します。

 

採用数が多いと就職難の場合は

飛びつきたくなります。

 

しかし入社後の実態は①や②の事が

二条茶飯事で行われており、

結果的に離職数が多くなります。

ブラック企業に入社してしまったら?

「ブラック企業に入社してしまった。」

それがわかるのはしばらく働いた後の事。

 

自分の働き方を見た家族や友人に言われて

初めて気づく人もいますし、

段々と「おかしいな」と

自分自身が感じる場合もあります。

 

なんにせよ、結果的にブラック企業に

入社してしまったらどうしたら良いでしょうか?

 

ブラック企業と呼ばれる会社で

働いている人の中には実は好きで

働いている人も少なからず存在します。

 

まずはその会社で

納得のいくまで働いてみましょう。

 

そして「やっぱり自分には無理だ」

と思った時に辞める決心を

固めればよいのです。

 

また「3年は頑張ろう」や

「同期が辞めるまでは続けよう」など、

一定の期間を決めて働くのも1つの手です。

 

入社後すぐに止めてしまうと

「職歴に傷が付く」

と考える人には働いた実績が得られます。

 

しかしどうしても

耐えられない事情があれば別です。

 

迷わずにすぐ退職しましょう。

 

体に異変をきたしたり、

精神的に耐えられなくなっていれば

頑張る必要はありません。

 

無理をしても会社は助けてはくれません。

 

健康は自分自身で守るしかないのです。

ブラック企業を辞める前のポイントとは?

ブラック企業を辞める時、

必ず揉める案件があります。

 

それは

「有給休暇」「残業代の未払い」

など金銭の問題です。

 

一刻も早く辞めて関わりを持ちたくない場合、

諦める人が多いです。

 

しかし有給休暇や残業代の支払いは

労働基準法で労働者に

認められているれっきとした権利です。

 

戦って負ける事はまずありません。
その為には日頃から有給休暇の残りや

残業時間がどれだけあるかを

しっかりと控えておく必要があります。

 

ブラック企業では社員が

「会社を辞めたい」と申し出た時、

上司や上層部から罵詈雑言を

浴びる可能性が高いです。

 

これらも録音などで証拠として

残しておくと後の処理を

スムーズに運ぶ材料となります。

 

自分1人では中々ブラック企業に

立ち向かう勇気や気力がない人は

身近な人に相談したり

弁護士に相談すると良いでしょう。

 

会社を辞めることは

決して悪い事ではありません。

 

ステップアップの為に辞める人、

仕事に向いていないから辞める人、

家庭の事情で辞める人など辞める理由は様々です。

 

健康であればこそ仕事ができるのです。

 

働き続けるのが無理だと

判断するのであれば辞めても

誰も文句は言わないのではないですか?

 

会社に遠慮しても最後まで

面倒は見てもらえません。

 

しっかりと自分を持って

最終判断を行ってください。

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

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