「ディスパッチャー」の意味、平均年収、必要資格まとめ!

2018.12.29

カテゴリ「会社 年収

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

「ディスパッチャー」という職業は

知らない人が多いかと思います。

 

しかし、

航空業界では大変重要な

役割を果たす職業です。

 

そこで今回は「ディスパッチャー」とは

どういう職業なのか、

意味、平均年収、必要資格給料など、

色々なことをまとめました。
 

「ディスパッチャー」って何?意味は?

ディスパッチャーとは

「運行管理者」という意味です。

 

主に航空会社で運行管理業務に

携わる人のことを言います。

 

「地上のパイロット」とも呼ばれ、

パイロットやキャビンアテンダントとともに

重要な役割を担う航空業界の職業の一つです。

 

ディスパッチャーの仕事は

空路の計画など航空機の運航を

管理することです。

運行管理をはパイロットが

していると思う方もいるかと思います。

 

確かにパイロットも

その時々の空路の状況は把握しますが、

空路の気象状況などを分析し、

飛行機が安全に航行できるようプランを考え

パイロットに指示を出すので

実際は全く違います。

パイロットやキャビンアテンダント

という仕事に比べて、

ディスパッチャーは

まさに表舞台には出てこない

「縁の下の力持ち」的存在ですね。

「ディスパッチャー」の必要な資格は?

ここでは、実際になるフローを

見てみましょう。

①航空会社に就職する

ディスパッチャーになるには、

まず航空会社の総合職に就職することです。

 

しかし、

就職ができたからといってすぐに

なれるわけではありません。

ディスパッチャーの国家試験に

合格する必要があります。

 

②国家試験に合格する

ディスパッチャーの国家試験

「運行管理者技能試験」に合格しなければ、

第一歩とはなりません。

 

条件は21歳以上で、

ディスパッチャーの支援業務を

2年経験すると受験資格を

得ることができます。

 

そしてもう一つ

「航空無線通信士」という資格もあると

さらに良いです。

 

「航空無線通信士」は

航空関係の無線通信の設備を操作するのに

必要になってくる資格で、

ディスパッチャーは国家資格と共に

こちらも必須になってくるでしょう。

 

③社内審査に合格する

国家試験に合格したとしても、

まだなれません。

 

今度は社内審査という

厳しい試験が待っています。

 

実際にディスパッチャーとして仕事をし、

厳しいOJTなどをクリアして

初めて一人前のディスパッチャーになれる

というわけです。

 

ディスパッチャーに向いているのは、

いつも多岐にわたるデータを冷静に分析し

落ち着いて判断ができる人だと思います。

 

またパイロットなどのように

責任感も必要になってきます。

 

これも「地上のパイロット」

と言われる所以でしょうか。

「ディスパッチャー」の平均年収は?

気になるのはやはり、

収入ではないでしょうか。

 

ディスパッチャーの

「年収は約300万~900万円」

くらいと大きく幅があり

長く続けると

年収は上がりやすい職種と言えます。

 

どうでしたか?

ディスパッチャーは

航空運行管理のエキスパートであり、

航空業界には欠かせない存在

だということが分かりましたね。

 

今度飛行機で旅行する予定のある方は、

安全に旅行に行けることを

ディスパッチャーさんに感謝しながら

旅行に行きたいですね。

 

最後まで読んで頂き

ありがとうございました。
 

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ