「危険物乙4」の正式名称は?他の資格との違いも解説!

2019.05.03

カテゴリ「会社 資格

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「危険物乙4」の文字を目にするのは、

求人情報紙の紙面でしょう。

 

それは、ほとんどのガソリンスタンドの

求人情報の中に記載されています。

 

「危険物乙4」保有者は

「時給+50円」「月2000円別途支給」

のような表現です。

 

それでは、この

「危険物乙4」とは一体何でしょうか?

正式名称から他の種類の資格まで、

見ていきたいと思います。

「危険物乙4」ってどんな資格?正式名称は?

「危険物乙4」の正式名称は、

「乙種危険物取扱者第4類」

という国家資格の略称です。

 

この国家資格がなぜ

ガソリンスタンドに登場するのかは、

取り扱う危険物の種類を表す「第4類」に、

ガソリンスタンドで取り扱う

危険物が含まれているからです。

 

つまり、

ガソリン、軽油、灯油、重油は、

危険物「第4類」に含まれています。

 

「第4類」は引火性の液体であり、

他にもアルコール類、動植物油類なども

含まれます。

「危険物乙4」の種類の違いは?

では、甲乙丙種での違いを

見ていきましょう。

 

まず難易度としては、

甲種が最も難しく、

丙種が最も簡単な資格です。

 

◇甲種

第1類~第6類の全ての

危険物の取扱い、立会い可能

 

◇乙種

第1類~第6類の免状持ちの

危険物の取扱い、立会い可能

第1類:酸化性固体

第2類:可燃性固体

第3類:自然発火性物質及び禁水性物質

第4類:引火性液体

第5類:自己反応性物質

第6類:酸化性液体

 

◇丙種

第4類のうち、

ガソリン、灯油、軽油が取扱いのみ可能

 

まとめると、

「甲種」はすべての危険物について

取扱いと立会いが可能です。

 

「乙種」は免状を取得した「類」の

危険物についてのみ、

取扱いと立会いが認められています。

 

「丙種」はガソリン、軽油、灯油、重油など、

引火性液体うちの特定の危険物の

取扱いしかできず、

立会いは認められていません。

 

「甲種」と「乙種」は、

危険物の取扱いについて

6か月以上実務経験があれば、

「危険物保安監督者」という資格も得られます。

 

どうでしたか?

危険物取扱者のうち最も身近な危険物の

「類」が「第4類」です。

 

他の資格には、ドラマやアニメなどで

聞いたことのあるような

「ニトログリセリン」

「トリニトロトルエン(TNT)」

などの危険性が一層理解できますよ。
 

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

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