面接入室のノック回数「3回」はウソだった!?

2016.05.29
2018.09.02

カテゴリ「会社 就職

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

面接を前に必ず皆さんが気にする

「面接入室時のノック回数」

 

これは下調べする人がほとんどだと思います。

 

で、面接本で調べると

「ノック回数は3回」

と出ると思います。

 

これは実はウソ!

という調査結果があります。

 

では、ノック回数は

何回が正しいのでしょうか?

 

今回は合わせて、

面接で守らなければほんとに落ちるマナー

面接官が見ている意外な所まで

紹介していきたいと思います。

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面接で大切になる事の一つは「印象」です。
 

そんなことは知ってるし。。。

という方

印象が決まるのはいつからでしょう。

 

面接官との会話の受け答えじゃないんです。

 

印象は入室時の初作、マナーで決まります。

 

  • ノックをしたか。
  • 無言で入室するのは論外。

     

    トイレや自分の部屋と一緒で

    中に人がいるとわかっている以上

    ノックは必須行為です。

  • 入室時の挨拶は大丈夫か。
  • 面接官の「入室どうぞ」の回答の後

    「失礼します」を忘れずに。

  • 席までの歩く姿勢。
  • モデルになれとは言いません。

     

    しかしあなたが思い描く理想の人は

    かっこよく歩いていませんか?

     

    あなたが面接官だったら

    どんな人と仕事をしたいか

    その気持ちを汲み取った行動を。

  • 席に座るまでの対応。
  • 席はあなたのために準備された

    会社側の資材です。

     

    いつ何時も面接官の出方を

    尊重しつつ忘れずに。


これらすべてが出来ているかが

面接官の心を掴む第一関門となります。

 

それではノックの回数について確認

していきましょう。
 

面接入室時のノック回数3回はウソ!?

 
面接本を読むと、

ノックを2回

「トイレに誰か入っているか確認する為」

ノックを3回

入室の際は「どうぞ」と声をかけられてから

入室します。
 

ノック後ですぐにドアを開けてはいけません。

と書かれているのがほとんどでしょう。

 

しかしこれはウソ!!

 

「じゃあ何回ノックすれば良いの?」

と思いますよね。

 

では、ノック回数別の

意味を見てみましょう。

 

  • 1回:聞こえないかもしれないから失礼
  • 2回:トイレに入っているか確認
  • 3回:日本スタンダード
  • 4回:国際スタンダード

 

「やっぱり3回が正解じゃん!!」

と思う方が全員かと思います。

 

実は現状、人事や管理職の90%以上が

「2回ノックしてきても問題なし」

というアンケート結果があります。

 

これには意外な

社会の変化から起こっている

現象に答えが隠されています。

 

最近は就活戦争と言われるほど、

就活は大変です。

 

その為、

みんなマニュアル通りの動き、回答

をしてきて、個性や面白みが

無いと感じるようです。

 

面接官からすれば、

ノック回数3回はマニュアル通りの

やり過ぎのマナーと思われる方

が増えてきているようです。

 

つまり答えは

「ノックなんて聞こえれば何回でも良い」

という面接官がほとんどだそうです。

 

ノック回数は分かりましたが、

マニュアル通りにやらないといけないもの

ももちろんあります。

 

後半はそれらを紹介します。
 

面接時の基本マナー3選!

 
面接本にも絶対ありますが、

ほんとにやらないといけない

3つの基本を紹介します。
 
①時間厳守
 

 
遅刻は厳禁です。

 

面接は時間を厳守しましょう。

 

ただし、早ければ良い

というものでもありません。

 

相手にも予定があるので、

面接の30分前に到着しても

かえって迷惑になります。

 

逆に、相手の都合を考慮ができない人

だと思われ、マイナスの評価を

受けてしまうかもしれません。

 

よって、面接の始まる

5分前に到着するのが良いでしょう。

 

②清潔感のある雰囲気
 

 
服装は基本的にビジネススーツで

行くようにしますが、

業種によってはその限りでない場合もあるので、

それぞれに合った服装を心がけます。

 

また、スーツにフケなどが

ついていないか一度確認しましょう。

 

また、髪の色は黒が無難です。

 

これも企業によっては

髪を染めていても問題ない

ところもありますが、

黒にしていれば間違いはないでしょう。

 

髪型も清潔感のあるものを

心がけるようにします。

 

③携帯電話の電源
 

 
携帯電話はマナーモードではなく、

電源をオフにします。

 

緊張で忘れて鳴ってしまったら、

すぐに立ち上がり、

自分からはっきりと

「大変失礼しました。

一度電源を切らせて頂いても

大丈夫でしょうか?」

 

電源を切ったら、

「緊張して電源を切り忘れていました。

申し訳ありません。

続けて頂いても大丈夫でしょうか?」

と非をしっかり認め、続けてもらいましょう。

 

これは携帯が鳴った時点で

マイナス評価になるという

わけではないのですが、

ほとんどの方が焦って

ぐだぐだな姿を見せてしまい

マイナスの印象がつくそうです。

 

なので、焦らずしっかり対応しましょう。
 

面接時に見られている意外なポイントとは!?


 
そもそも面接とは、

コミュニケーション能力

臨機応変な対応など、

実際に会ってみないと

わからないことを判断する場です。

 

これらは履歴書だけでは

確認できない情報です。

 

人は「見た目、態度、声」

9割方で相手の印象を

判断すると言われています。

 

話の内容は1割程度しか

相手の判断に影響を与えません。

 

志望動機、会社でいかせる能力は大事です。

 

けどそんなものは履歴書を見れば分かります。

 

だから面接官は無意識に

人柄のようなもので判断しているのが現状です。

 

当たり前っちゃ当たり前ですね。

 

だから面接は難しいのですが、

必要なことして3点。

 

①過度の緊張、リラックスをしない
 

 
過度の緊張は

思考力の低下や表情がこわばり、

余裕のある態度で面接に

挑むことができなくなります。

 

緊張緩和のコツとして

◇1回10秒以上の大きい深呼吸

◇1点を見つめる

等がお勧めです。

 

ただし、リラックスのしすぎも

相手にだらしない印象を与えてしまいます。

 

②笑顔を心がける
 

 
笑顔を心がけると、

面接官に自信と魅力を伝えられます。

 

面接では自信に溢れた人の方が

採用されやすいので、積極的に笑顔を

見せるようにしましょう。

 

③面接後にお礼メールを送る
 

 
面接後のお礼は大体の場合、

相手の印象を良くします。

 

また、感謝の気持ちを伝えることは、

社会人として大切なことです。

 

文章はあまりマニュアル化し過ぎず、

かつ最低限のマナーをおさえましょう。

 

なお、お礼のメールは面接のあった

その日のうちに送るようにします。

 

どうでしたか?

色々説明しましたが、

面接をやる上で

非常に重要なポイントだったと思います。

 

何度も面接に落ちている方は

こういった基本に帰るのも大事ですよ。
 

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

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