生前整理アドバイザーとは?資格の難易度、合格率は?

2018.08.12

カテゴリ「イベント 生前整理

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

世の中にはたくさんの職業が存在します。
 

そんな中で「生前整理」を

職業としている人達がいるのを知っていますか?
 

高齢化社会の中で生前整理を行う

高齢者は増えつつあります。
 

しかし自分では中々進められない場合が多く

「人(業者)に依頼する」

という形が一般的となってきた事から

生前整理のエキスパートを育てる事にも

力が注がれ始めているのです。

今回はそんな

生前整理アドバイザーとは何か?

資格の難易度、合格率は?

などの疑問を調査していきたいと思います。

生前整理アドバイザーとはどんな資格?

今注目されているのが

「生前整理アドバイザー」という資格です。
 

この資格は一般財団法人

生前整理普及協会が開催している講習会で

講座を受けた後、認定テストで

合格すると認定証が発行されます。
 

受講級は2級からとなっており、

内容は自分が行う生前整理の知識を

学ぶ内容となっています。
 

2級を取得後は身近な人の

生前整理にも役立つ知識をより

深く学べる準1級、

自身の生前整理よりもより

具体的に法律なども加えて

学べる1級へのチャレンジができます。
 

知識だけでなく現場に出て

生前整理のお手伝いをしたい!

という方は、2級を取得後に別の道として

生前整理作業技能士の取得を目指せます。
 

こちらは今までの知識に加え、

亡くなられた人の身内の方を相手に

現場での作業が多くなります。
 

相手に対してのマナーなども

重要となってきます。
 

そして知識も豊富に得た。
 

現場での経験も積んだ。
 

そんなベテランの人が認定指導員となって

次の世代を育てて行くのです。
 

認定指導員にも2級と準1級があり、

2級に合格した時点で

生前整理普及協会の会員になる

資格も得る事ができます。
 

会員となれば個人で

生前整理アドバイザーの普及活動が

可能となります。
 

生前整理アドバイザーの難易度・合格率は?

生前整理アドバイザーは

「2級」が基本となっており、

取得後に更にステップアップしていく

形態となっています。
 

試験ではなく講座を受講して

取得する資格なので、

受講中に学んだ事がしっかりと

頭に入っていれば

資格の取得は比較的スムーズに行えます。
 

それぞれの受験者数や合格率は明確な数字が

出されていませんが受講中の

態度や最後に受けるテストで

問題が無ければほぼ合格となっています。
 

認定証は受講後約40日程度で

届きますので届いた後は

しっかりと保管しておきましょう。
 

級が上がると仕事として

お客様と接する際に提示を

求められる事もあります。
 

「仕事」として資格取得を目指す人の他、

「将来自分や家族の生前整理を

行う際の心づもり」

として資格取得を考える人もいます。
 

生前整理アドバイザーの資格を使う

と記述しましたが、

この仕事一つで生計を立てる事ができるのか?

と問われると答えは

「やり方次第」ではないでしょうか。
 

資格を取得する人には二通りの人がいます。
 

1、生前整理の事を知らず

過去に辛い思いをした。

身近な人が亡くなった時にあるはずのものが

見つからず葬儀や供養に使えなかった場合、

その後悔は時間が経っても

心に残り続けるものです。
 

2、生前整理をしておいたおかげで

良い思い出を残す事ができた。
 

親が亡くなる前に生前整理を

一緒に行いたくさんの思い出を

共有できた人にとって

生前整理は何年経っても

家族の楽しかった時間として記憶に残ります。
 

それらの経験をより多くの人に役立てたい

と思う人は活動的に動くでしょうし、

身の回りの人の役に立てて欲しいと思う人は

狭い範囲での行動となります。
 

どちらにせよ生前整理アドバイザーは

「人の役に立つ資格」

である事に変わりはありません。
 

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

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