小学校教員の平均年収「私立vs公立」まとめ!

2020.01.18

カテゴリ「会社 年収
小学校

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

最近、小学校の教師は激務

とニュースなどで言われてますね。

 

そんな小学生の教員は

「地方公務員」にあたります。

 

なので給料は一定のように

思うかもしれませんが、

小学校には私立と公立があります。

 

今回は平均年収に合わせて、

違いがある理由なども

解説していきたいと思います。

「公立」小学校教員の平均年収は?

「公立」と言うと、

何となくしっかりしたイメージですよね?

 

実際は都道府県・市町村が運営している

ので基本的には税金でまかなわれています。

 

そんな公立小学校の教師は

①「職務の責任を評価する級」

②「職務年数の号」

といった2つの評価により

給与が変わるというルールとなっています。

 

今のところ、

「級」は校長や教頭になるま

で変わらないとのことです。

 

「号」は長く勤めていれば、

基本給があがる仕組みになってます。

 

そんな小学校の教師は、

大学卒業後に採用されるケースが多いです。

 

ですから民間企業でいうと、

「大卒」として扱われます。

 

実際、民間の大卒のお給料と

さほど変わりありません。

 

地方公務員ということで、

地域により多少違いはありますが

平均月収「20~22万円」

平均年収「300~330万円」

と言われています。

 

ここで

「思ったより低い!」

と思った方も多いのではないでしょうか?

では、「私立」の場合を見てみましょう。

「私立」小学校教員の平均年収は?

私立

「私立」は個人が運営しているので、

オシャレな校舎も多いです。

 

人気の学校はお金持ちなので、

設備や教育の質も高いということになります。

 

つまり、

場所によって給料の変動も大きいです。

 

そんな私立小学校教員の場合は

平均年収「360~380万円」

となっています。

 

公立の小学校より

かなり多くもらっていますね。

 

平均で50万円程の差があるのは

もはや違う職業と言っても良いくらいです。

 

ここで公立より私立の方が、

「給料が高いのはなぜか?」

と思った方がほとんどでしょう。

「公立」「私立」の平均年収が違う理由とは?

公立の場合、「公務員規定」

と言う制度があります。

 

これは経験年数や職務年数にあった

給料が支払われます。

 

一方私立の場合、その教師の

「評価・実績」により給料が変わってきます。

 

さらに、私立は夏休みなどに

補習や合宿を行うところが多いので、

「手当て」がつきます。

 

つまり、

私立の方が評価制度があるから

向上心が大きくなり、

給料が一気に上がる方も多くなります。

 

さらに、やる気のある教員は

手当てのつく補習などをする人も

多くなる二重の収入で

50万円も差が出るのです。

 

どうでしたか?

かつては小学校の教師は給料が低くても、

夢のある職業ということで

人気の職業でした。

 

しかし、

最近では教師のパワハラ問題、

モンスターペアレントなど

世間のイメージが変わり、

人気は減りつつあります。

 

大卒としては一般的な給料ですが、

イメージはふっしょくしていかないと

教員不足問題へと発展しない方策が

必要なのかもしれませんね。

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

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