「書く」の尊敬語は?最上級の敬語も紹介!

2020.02.28

カテゴリ「言葉 尊敬語
書く

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

ものを書く場合に使用する

「書く」という言葉は

使用頻度の高い日本語ですよね。

 

親近感のある言葉だけに

「書くの敬語は何?」

と疑問に思う方は多いようです。

 

そこで今回は敬語の基本である

尊敬語、謙譲語、丁寧語を全て

解説していきたいと思います。

「書く」の尊敬語は?

尊敬語

では、まず「書く」の

尊敬語から見ていきましょう。

 

多くの言葉で、

「お~になる」と言う表現で

尊敬語を表すことになります。

 

この「書く」と言う言葉も同じで、

「お書きになる」と言うのが尊敬語として

正しい用法になります。

 

これとは異なり、例えば

「言う」は「おっしゃる」

「食べる」は「召し上がる」

になったりと言葉自体が

全く異なった単語になる場合が

あるので注意して下さいね。

「書く」の謙譲語は?

次に、「書く」の謙譲的表現は、

どのようにすれば良いのか解説します。

 

そもそも「書く」と言う言葉は

動作の様態を示す言葉で、

直接相手のある言葉ではありません。

 

したがって、目上の人に替わって

「書く」場合などで、

それを伝えようとするときに使用します。

 

例えば、自分の先生に替わって

何かを書くような時、

第三者にその事を伝える場合に

「書く」を謙譲的表現が発生します。

 

つまり、

「先生に替わって、お書きします」

と言う表現になります。

 

尊敬語と同じで、

実は謙譲語も多くの言葉で

「お~する」

に当てはめる場合が多くあります。

「書く」の丁寧語は?

「書く」の丁寧語には、

通常の丁寧語の約束である< strong>「です。ます。」を付けます。

 

つまり、「書く」の丁寧語は

「書きます」となります。

 

また、この丁寧語と先に紹介した

謙譲語と組み合わせることで、

より敬意を示している言葉

にすることができます。

 

これは、

「お書きします」
「お書きいたします」

というような表現になります。

「書く」の類語は?

最後に「書く」を言い換えれるように、

類語も少し見ておきましょう。

 

一つ目には

「書くこと自体」を表す言葉、

二つ目には

「書くことにより記録に留めること」

を表す言葉の二つです。

 

前者の「書くこと自体」を示す類語として、

「筆をとる」「執筆する」「著述する」

等があります。

 

後者の、記録する意味合いの場合には、

「書き留める」「記載する」「記す」

等があります。

 

どうでしたか?

日本語は「書く」という言葉一つで

こんなにもたくさんの用例があります。

 

難しくて厄介な言語かもしれませんが、

それも日本は礼儀が正しい国と

認識される理由なのかもしれませんね。

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

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