だるまの何で置くの?由来や色別の意味は?

2016.09.05
2018.03.17

カテゴリ「イベント

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

だるまは縁起物として、

さまざまな場所で置かれているので

普段も目にすると思います。

 

しかし、

ふと考えてみたら

なぜ受験の合格祈願や選挙で

だるまが使われているのでしょう。

 

今回はそんなだるまの疑問

についてまとめました。

だるまって何で置くの?由来は?

鎌倉時代に中国から日本へ

仏教禅宗が伝わった際の、

達磨大師という人物がカギとなります。

 

達磨大師は

5世紀後半から6世紀前半に

存在していたといわれる

インド人仏教僧です。

 

達磨大師は9年間中国にて、

座禅という修行をしていました。

 

座禅は皆さん知っていると思いますが、

姿勢を正して座ったまま

精神統一を行う修行法のことです。

 

達磨大師ははその修行の影響で

手足が腐ってしまった

という伝えがあります。

 

その伝えから達磨大師の姿に

似せた置物が作られ、

その置物こそが現在の

「だるま」

となっています。

 

だるまの他に、

福島県会津地方に古くから伝わる

「起き上がり小法師

(おきあがりこぼうし)」

という底が丸く重心が低い構造をし、

何度倒しても起き上がる

という縁起物があります。

 

その特徴から

「七転八起」

という意味をなすようになり、

無病息災、家内安全

という意味も持つようになりました。

 

いつしか2つの置物は、

手足がなく、体のような

特徴のある姿であった為、

共に融合し、

だるまも様々な意味を

持つようになりました。
 

だるまの色別の意味は?

さらに、

その意味は色で区別されているのを

ご存じでしょうか?

 

よく知られているだるまは赤色ですが、

現在では様々な色のだるまがあります。

 

◇赤色

最も一般的なだるま。

強力な魔除けの効果がある

と言われており、

家内安全を意味する。

 

◇白色

赤色のだるまの次に作られただるまで、

勉学や勤勉さを意味し、

合格祈願にも用いられている。

 

◇緑色

一番新しく登場した色のだるまで、

健康や無病息災を意味する。

 

◇黄色

富と名声、金運を意味する。

 

◇ピンク色

恋愛運や結婚運を意味する。

 

◇紫色

神秘性や個性の発揮を意味し、

長寿の象徴としても親しまれている。

 

◇黒色

黒字を招くと言われ、

商売繁盛を意味する。

 

◇青色

空間に落ち着きをもたらすことから、

身体をリラックスさせたい人におすすめ。

 

以上のように様々な色のだるまがあり、

意味も異なってきます。

 

きちんと色の意味を知り、

自分の願いに合った

だるまを購入することにより、

願いが叶うことに近づくかもしれません。

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ