退職願い,退職届け,辞表の違いは?退職の伝え方は?

2016.06.07
2018.03.17

カテゴリ「会社 退職

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

職場の環境が合わなかった、

人間関係がうまくいかなかった、

キャリアアップのためなど、

退職の理由は様々なものがあると思います。

 

いずれにしても、

退職する時もマナーを守って、

会社側も自分もお互い気分良く

スムーズに退職の手続きができることが理想的です。

 

そんな中、

退職願い、退職届け、辞表

とありますが違いは何でしょうか?

 

また、退職の伝え方や退職が決まった後

ついてまとめて紹介したいと思います。

 

退職願い,退職届け,辞表の違いは?

 

会社を辞めるには

退職願い、退職届け、辞表

の3種類の書類の内

いずれかを提出する必要があります。

 

ではそれぞれの意味を説明します。

 

①退職願

会社を退職したいという意思表示であり、

会社側がこの申し出を受け入れること

によって退職することができます。

退職願いは提出した後でも、

会社が承認せずにいる間は撤回が可能です。

 

②退職届け

これを受理された時点で退職となるものです。

退職届けは途中で撤回ができません。

 

③辞表

公務員や高い役職にいる人が

提出するものです。

 

基本的には、自己都合による

退職になると思います。

 

その場合、

「退職願い」

を提出するのが通常でしょう。

 

さらに、

自分の中で退職することが

決まっていたとしても、

退職願いを提出するのは

上司に退職を申し出た後にする

のがマナーとなっています。
 

退職の伝え方は?

 

どのようなマナーに気をつけて、

退職の意向を伝えれば良いのでしょうか。

 

①退職を申し出るタイミング

退職の申し出はいつでも良い

というわけではありません。

 

社内規定によって違いますが、だいたいは

退職する1か月前か3か月前

に退職を申し出てください

と決められています。

 

退職を考えた際に

一度確認しておきましょう。

後任への引き継ぎなどがありますので、

できるだけ早めに申し出ると良いでしょう。

 

②上司に伝える場所

退職の決心がついたら、

人のいない場所で直属の上司に

退職の意向をまず伝える必要があります。

 

最低1時間くらいの時間を設けて

上司に伝えるのが良いでしょう。

 

やはりあちらも

「はい、そうですか」

と簡単に受諾できる話ではありませんので。

 

退職理由は?

 

上司に退職理由を聞かれたら、

「一身上の都合」

と答えれば問題ありません。

 

実は、

退職理由は自分の意志の問題で、

退職理由は詳しく言わない

ことは法律や規定上は、

全く問題ありません。

 

逆に、職場や人間関係の悪口などの

ネガティブな退職理由は

言わないようにしましょう。

 

それを言ったところで、

自分の人間の小ささを露呈する

ようなもので、

今後の生活に何も得はありません、

 

退職が決まったら

 

後任への仕事の引き継ぎは重要です。

 

これを怠ると、

退職した後も前の会社から

色々聞かれることになります。

 

しっかりと仕事のやり方を

伝えるようにしましょう。

 

引き継ぎの内容を伝える文書を

作成しておいた方が良いでしょう。

 

後任が後から参照でき、

間違いが起こりにくくなります。

 

引き継ぎを終えたら、

会社に返却するものを整理しましょう。

 

会社の備品、経費で購入したものは

必ず返却します。

 

また、後の人が気持ち良く使えるように、

自分の机やロッカーは綺麗にしておきましょう。

 

以上のような点に気をつけて

退職の手続きを進め、

気持ちよく次のステップへと向かいましょう。

 

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ