30代の転職回数「多い・少ない」で採用への影響は?アンケート結果を公開!

2020.04.09

カテゴリ「会社 就職
転職

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

納得のいかない会社で

働き続ける30代の方は

「転職するにもギリギリの年齢」

「転職回数増えると後々怖い」

と転職を諦める人が多いようです。

 

やはり気になるのが転職回数は

「企業の採用側がどう思うの?」

という点につきます。

 

そこで今回は仕事での

分岐点の多い30代にスポットを当て、

平均転職回数・採用する側の声

などをまとめました。

「30代」の平均転職回数は?

30代

まずは、30代では平均どのくらい

転職経験があるのか見ていきましょう。

 

某大手転職サイトの集計によると、

1回:24%
2回:16%
3回:8%
4~5回:5%
なし:47%

 
となっています。

 

3回以上になると

さすがに割合は少なくなってきますが、

それでも30代の半数以上が

「転職経験あり」となっており

転職自体は珍しくもないようですね。

「転職回数が多い・少ない」と採用への影響は?

転職

とは言え、転職回数については

自分の中で悩んでいても意味がありません。

 

では、実際に重要な採用する側の

企業は「転職回数」について

どのように考えているのでしょうか?

 

そこで、こちらも大手転職サイトの

アンケートの結果を

集約してまとめてみたので、

ランキング形式で見ていきたいと思います。

ランキング

5位:転職は1回まで(3%)

昔の考え方で

「転職は1回まで」

と言うのがありました。

 

かなり少数でしたが、

今でも少しはあるようですね。

 

4位:あまりに多いと不信(16%)

実際の転職回数で言うと、

「4回以上から」

ちょっと不安を覚える

という声が見られました。

 

3位:少なければ良いわけではない(23%)

これはむしろ転職回数が少ないと

イメージが良いわけじゃないという意見です。

 

けっこう多かったのですが、

個人の能力や携わってきた

仕事内容が大事ということです。

 

つまり、転職回数が多いことは

アピールポイントをいうことですね。

 

2位:在籍期間の方が気になる(27%)

これは数ヶ月、または半年以内に

退職しているのが

何回かあるのはやはり気になるようです。

 

短期間で転職を繰り返していると

長続きしないと判断できますし、

やはり採用しても

すぐに辞めてしまうのでは?

と不安になるとのことです。

 

1位:特に気にならない(41%)

意外にも一番多かったのが、

「採用にはほとんど関係ない」

といった意見です。

 

実際に海外では

「転職回数が多い=

能力が高い・スキルが多い」

と見られるケースがほとんどのようです。

 

日本もグローバル化志向は増えてきており、

採用は転職回数ではなく

単純にその人の人物像、

今の能力が重要なんです。

 

ただし、

あくまで明確な退職理由は必要です。

 

多くはそこまで気にしていないようですが、

少なからず気にする

担当者もいるのは当然ですし

ある程度対策は必要でしょう。

「転職回数が多い・少ない」場合の対策は?

面接

転職回数は気にしない

という意見が多いとは言え、

面接では間違いなく聞かれる経歴です。

 

では、最後に転職回数についての

対策も見ておきましょう。

◇転職回数が多い場合

多い

〇前向きな退職理由を考える

いくらアピールポイントを整えても、

面接でネガティブな退職理由を

伝えてしまっては台無しです。

 

実は言い回しによって大体の理由は

ポジティブなものに変換できます。

 

例えば、

「ただ嫌だったから」→

「やりたいことが見つかった」

「どうしてもチャレンジしたかった」

など、熱意ある答えを

事前にしっかり考えておくと

印象は大きく変わるでしょう。

 

〇求める待遇のレベルを落とす

転職回数が多い人は

自分の最優先するべきポイントを

見失っている方も多いとも言われています。

 

転職は今よりよい条件を

目指すのは当然ですが、

休みが多いなら低い給料で良いなど

ポイントを絞っていくことも大切です。

 

休み多くて、給料高くて、

楽で簡単な仕事。。。

 

多くの人の理想ですが、

まずは自分が何を優先したいのか

そこに納得できると転職した後に

長続きするのではないでしょうか?

 

◇転職回数が少ない場合

少ない

〇採用されやすい業界を選ぶ

転職回数が少ないなら

同じ業種を選択、

長い間やってきたなら

実力主義を謳っている企業を選べるでしょう。

他業種なら給料はある程度下がることは覚悟して、

未経験可などを選ぶ必要があります。

 

〇資格取得などのスキルアップ

転職回数が少なくても、

資格や趣味が企業の仕事と一致している

など、未経験でも強い武器になります。

何もなくても、やりたいことがあれば

それに向けて勉強しておくことは大切です。

 

どうでしたか?

事前の準備や理由がしっかりしていれば、

「転職回数」は武器にもなります。

 

30代で満足できる

「最後の転職」になるよう、

参考にしていただければ幸いです。

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ