金縛りって夢なの?何で上に人が乗っている?解く方法は?

2016.07.09
2018.03.17

カテゴリ「イベント

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眠っていてふと目が覚めたら

身体が動かなかった経験のある人

いるでしょうか。

 

これは金縛りと呼ばれるもので、

医学的に「睡眠麻痺」

と言われています。

 

この時、

誰かが身体の上にのしかかっている

と感じる人が多いので、

金縛りは霊的な現象として広まっています。

 

しかし、

金縛りは科学的に説明が可能です。

 

今回はそんな金縛りがなぜ起こるのか

等、さまざまな疑問についてまとめました。
 

 金縛りって何でなるの?夢とは違うの?

金縛りとは

どういった現象なのでしょうか。

 

金縛りを一言で言うと、

夢を見ている時に

意識だけが目覚めた状態

と表現することができます。

 

つまり、

意識は覚醒しているのに

身体は眠っていて、

動かすことができない状態です。

 

ではなぜおこるのかを解説します。

 

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。

 

レム睡眠とは脳が活発に働いていて、

身体は休んでいる状態、

つまり浅い眠りです。

 

基本的にはこの時に夢を見ています。

 

ノンレム睡眠とは

熟睡している状態の眠りです。

 

睡眠はノンレム睡眠、レム睡眠の順で

交互に繰り返していますが、

何らかの理由で睡眠のリズムが崩れ、

入眠時にレム睡眠が先になることがあります。

 

金縛りはその時に起こる現象です。

 

何らかの理由とは、

やらなければならない仕事があるのに

そのまま気にしながら寝てしまう

などの精神的ストレスを感じている

場合が挙げられます。
 

 
他には、

昼夜逆転の生活をしていて

睡眠のリズムが崩れた時、

運動不足の人が急に運動をして

疲れが溜まっている時、

金縛りを体験することが多い

と言われています。
 

 金縛りって何で人が上に乗っている?

ところで金縛りが夢ならば、

なぜ自室などの寝入った場所で

金縛りにかかることが

大半なのでしょうか。

 

その理由は以下のように説明できます。

 

脳は整合性を保とうとする

性質があります。

 

金縛りで意識だけが覚醒した時、

脳は目を覚ましたものだと判断します。

 

目を覚ましたのなら、

今まで眠っていた場所の映像が

見えなければ整合性が保てません。

 

なので、

金縛りにかかった人は

脳が見せる映像によって、

まるで目を覚ましたように錯覚するのです。

 

また、

金縛りの最中に誰かが

のしかかっているように感じるのは、

このように説明できます。

 

先ほども述べた通り、

脳は整合性を保とうとします。

 

目が覚めているはずなのに

身体が動かない

と言うのは実際にはあり得ません。

 

そのあり得ない状態に説明をつけるために、

脳は誰かが身体の上に

乗っているのだと解釈して、

そのような映像を見せているのです。
 

金縛りを解く方法は?

金縛りはしばらくしたら

自然に解けるものです。

 

しかしそんな人がのった状態は

怖いですよね?

 

すぐに解きたいけど動けないです。

 

何とか意識的に解こうとするなら、

指を曲げたりして

少しずつ身体を動かすのが効果的です。

 

身体全体を動かそうとしても

絶対動かないので、

とにかく指に集中してみましょう!

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

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