「存在」の8つの類語を紹介!その違いも解説!

2018.04.29

カテゴリ「言葉 類語

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

「存在」と聞くと

何やら壮大な感じを受けますが、

その言葉の意味や類語となると

はっきりと答える事が難しくなります。

 

そういう言葉こそ、

意味を知り、類語を知っておく事で、

自信を持って使う事ができますよね。

 

今回はそんな

「存在」の類語についてまとめました。

「存在」の意味は?

「存在」は「そんざい」と読みます。

 

意味は

「人や物、事柄がある事。いる事」

「主観的な感覚や経験として現れているもの」

などがあります。

人物や物事が価値や評価とは関係なく、

それ自体がそこにある事を表しています。

 

例えば、

「現代においても、

地球上に未知なる生物が存在している。」

などと使います。

「存在」の類語は?

では、本題である類語を紹介していきます。

 

①「現存(げんそん・げんぞん)」

「現存」の意味は

「現時点で、実際にある事。いる事」です。

 

過去や空想ではなく、現在、

実際にあるものや事柄について使われます。

 

例えば、

「1000年以上前の建造物が、現存している。」

などと使います。

 

②「既存(きぞん)」

「既存」の意味は

「すでにある事。いる事」です。

 

以前からあって、今も実際にあるものや

事柄について使われます。

 

例えば、

「次のオリンピックでは、

既存の施設を利用します。」

などと使います。

 

既存フェンスなんていう

言葉もよく聞きますね。

 

「現存」も「既存」も

現時点でそこにある事は同じですが、

現在ある事に重点を置くか

以前からある事に重点を置くか

という違いがあります。

古い建造物に対して

「現存」を使う事が多いのは、

現在も存在しているという事に

重点を置いているからです。

 

③「所在(しょざい)」

「所在」の意味は

「人や物事がある事。ある場所」「する事」

などがあります。

 

実際にある事よりも、

そのある場所について

使われる事が多くあります。

 

例えば、

「犯人の所在を、確認しました。」

などと使います。

 

その他にも、

何かがある事を感じ取った時に使う

④「影」

実際に形を伴ってそこにある事を示す

⑤「具現」⑥「顕在」

面白いものでは

実際にそこにある事を示す

⑦「ある」⑧「いる」

なども類語と考えられます。

 

「存在」の類語である

「現存」「既存」「所在」については、

明確に使い分けができるので

使う機会も多くなります。

 

一方で、その他として紹介したものは

「存在」の意味合いとは

少し離れている感じも受けるので、

使う機会は少ないかもしれません。

 

類語は全てを覚えようとすると、

際限なく増えていってしまうため、

ある程度必要だと思うものに絞って

覚えるようにしましょうね。
 

この記事の監修者

ミツキ
ミツキ
年間300冊の本を読む「読女」です。皆さんから「分かりやすかった!ためになった!」などのコメントを多く頂き、喜んでいる単純な娘です。

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